吉良は、郷土吉良(吉良町の「吉良」は「きらら」から生まれた地名です。雲母は別名「きらら」と名付けられています。雲母水とは雲母が溶けた水です。雲母(きらら)は、「神農本単経」の昔から長生薬のひとつとされた石である。「味は甘、気は平、山谷に生じる。身皮、死肌や、風に中して寒症になったり、車舟上にあるときのようにふらふらするのを治す。邪気を除き、五臓を安んじ、精液を濃くし、目をよく見えるようにする。久服すれば、身を軽くし延年できる」とある。インド医書、調整した雲母を1日2回、空腹時に牛乳や蜜と一緒に飲むと新陳代謝が促進され、長生効果があるという。皮膚感覚が麻痺したときに改善を促します。中風による悪寒を下げ、抵抗力や免疫力を高めます。肌の健復に効果を現し、五臓を活発にし、視力の向上を促します。
*雲母は、神経痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器・きりきず・やけど慢性皮膚痛・筋肉痛・五十肩・うちみ・冷え性・動脈硬化症慢性婦人痛にしているといわれています。